つくって、描いて、オリジナルキッチンツールに
●材料
カッティングボード:20mmほどの厚みがある無垢の板材。作例は花梨、朴(ほう)、雑木などを使用
カトラリー:ウレタン塗装されていない木製カトラリー
■道具
電熱ペン、電動ドライバードリル、電動ジグソー、電動サンダー、ドリルビット(径12mm程度)、木工曲線用ブレード、メジャー、差し金(定規)、クランプ、鉛筆、サンドペーパー(240番、400番程度)
1.カッティングボードをつくる
木材につくりたい形の下書きをする。取っ手は持ちやすいサイズと形に
径12mm程度のドリルを使い、取っ手にヒモを通す穴をあける
ブレードが作業台にあたらない位置に木材を固定し、線にそってカットする
作業箇所が変わったら、動きやすいように固定し直しながらカットしていく
カット面をサンディングして整える(240番)
サンダーを使って表面がすべすべになるように磨く(400番)
2.絵つけをする
下書きをしておき、木材の表面を軽くなぜるように電熱ペンを動かす。ゆっくりすぎると焼け焦げるので注意する
塗りつぶしは直線を往復させる(手前)のでなく、円を描くように動かす(奥)と、焦げた点ができずにきれい
オリジナルカッティングボードの完成!食用油を塗り込んでから使いましょう
カッティングボードはチーズやお菓子をのせるトレーとしても活躍。いろいろな大きさ、形のものをつくってみよう
市販の木製カトラリーもウッドバーニングでおしゃれにアレンジ。ウレタン塗装済みの場合は、加工する部分だけサンドペーパーで塗料を落としておく
■(著)山田芳照 :カトラリーウッドバーニングデザイン、DIY技術監修、DIY講師