ふすまの種類を確認して購入
ふすま紙には、裏に水をつけて貼る再湿タイプ、アイロンで貼るタイプなどがあります。手軽なのは、アイロンで貼るタイプ。枠を外さなくて作業できます。前面にアイロンをかけて接着もの、まわりだけアイロンをかけて接着するものもあります。ふすま紙の中央がふっくらときれいに仕上がるのが特徴です。通常ふすま紙は3枚程度まで重ねて貼ることができます。もとのふすま紙は無理にはがさず作業するほうが無難です。貼りかえる前にやぶれなどがある場合は、補修してから貼り替えてください。
アイロン貼りタイプ
裏にアイロンの熱で溶ける接着剤が付いています。ふすま紙の表からアイロンをあてて貼っていきます。枠の際はアイロンの先端を使ってていねいにかけます。
再湿タイプ
裏面に水で溶けるのりが付いています。ふすま1枚に対して、300~400ccの水をスポンジに付けて全体をしっかり濡らします。
やぶれ補修
やぶれ穴よりひと回り大きく茶チリ紙を貼ります。
茶チリ紙よりさらにひと回り大きめに補修紙を貼って下地を作ります。
■(著)山田芳照 :ふすま紙、DIY技術監修、DIY講師