貼り方で種類が異なる。初めてなら「生のり」がおすすめ。
壁紙は、表面の材質、接着方法で種類が分かれます。表面の材質はビニール、紙、織物などがありますが、主流は汚れがふき取れて手入れの簡単なビニール壁紙です。接着方法は、生のり、のりなし、粘着などの種類があり、初心者に扱いやすいのは、裏にでんぷん系ののりがつけてある「生のリタイプ」。一般的には白やベージュなシンプルな色が主流ですが、色柄が豊富な輸入壁紙も増えています。こちらはのりなしタイプが多いです。他に現在の壁紙の上に貼ってはがせる粘着タイプもあります。部屋全体の壁紙を貼りかえるのは大仕事。まずは1部分の壁だけ色や質感の異なる壁紙にしてみてはいかがでしょうか。
生のりタイプ
裏に生のりが塗られており、保護フィルムをはがして壁に貼る。のりが乾かないうちは、貼り直しができ、初心者でも扱いやすい。
のりなしタイプ
壁紙の裏、または壁に直接のりを塗って貼ります。輸入壁紙に多いタイプで、色や柄も豊富でインテリアを楽しむ方にはおすすめです。壁紙専用ののりを一緒に揃えてください。
粘着タイプ
裏に粘着剤がついており、裏紙をはがして使用。壁紙の上に貼れて、さらにのり残しなしではがせる特殊な粘着剤を使ったものもあります。のりで手や壁を汚さずに済むお手軽なタイプです。
■(著)山田芳照 :壁紙、DIY技術監修、DIY講師