壁裏探知機は壁裏に隠れた柱や間柱の位置を特定

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壁裏に隠れた柱や間柱の位置を特定
カーテンレールや手すり、耐震用の補強金具など、ある程度の重さがかかるものは、壁裏が中空のところに取り付けたのでは強度が足りません。そのため柱などの下地材を見つけて、ネジを打つ必要があります。最近の住宅は柱や間柱が壁の裏に隠れていて、どこに入っているのかが見ただけではわかりません。しっかりとネジを利かせたいときには、壁裏にある間柱などを探せる「下地センサー」や「下地探し」と呼ばれる探知用の機器を使いましょう。探知機には、電気的に探知するタイプと針で探すタイプがあります。どちらを使う場合も、下地材の位置を確定するためには、繰り返し探知作業をする必要があります。高さを変えて2か所以上で作業し、上から下まで垂直に入っていることを確認しましょう。また、柱の厚みがわかるように、横方向の測定もしてください

センサータイプ
走査面についている電極で、壁裏の状態の違いを読み取って、柱や間柱の有無を判定します。

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針タイプ
壁に針を刺して、抵抗となるものの有無により、柱や間柱を探します。
壁に強く押し付けると、先端に仕込んである針が突き刺さります。中空の部分は針が深く刺さりますが、柱や間柱があるところは、手応えがあって針が止まります。横に移動しながら数か所に刺して、柱と中空部分との境目を探します。

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センサータイプの使い方
1.壁に当てて電源を入れ、横方向にゆっくり滑らせます。柱や間柱があると表示と音で知らせるので、その位置に鉛筆やテープで印をつけます。

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2.次に反対側から本体を滑らせ、同じように探します。センサーが反応した位置に印をつけます。

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3.2回の作業で印をつけたところが、柱や間柱の両端です。針タイプを使う場合も、両端を見つけて印をつけておきましょう。

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4.2つの目印の真ん中あたりにネジを打つと確実です。壁材の厚さを計算に入れて、間柱に十分に食い込む長さのネジを使ってください。

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