投稿者: 枕木特有の風合いがどんなスタイルにもマッチ
ガーデニングや玄関のアプローチを彩る装飾として、レンガと並んでエクステリアDIY で重宝されているのが枕木です。枕木は元々、鉄道に敷かれている資材ですが、ホームセンターなどで枕木風としてリーズナブルで手に入りやすく、強度が高くて防腐処理をされていることから人気が高い木材です。枕木を敷き詰めたアプローチは洋風や和風を問わず、木材がアクセントになりナチュラル調やカントリー調などのエクステリアに変身させることができます。下地の基礎をしっかり作っておくことがポイントです。 さらに枕木はアプローチの他に、花壇の囲いや門柱、階段などの外構にも活用できるので、アイディア次第でバリエーションが広がります。
意外と知らない枕木の種類
枕木は、バリエーションやサイズが豊富なので用途に合わせて選ぶようにしましょう。重厚感があって天然木ならではの風合いが魅力です。一般的な幅は200mm、厚さ100mm前後です。
■アンティーク(中古)枕木
繊維強化プラスチック素材を採用し、耐久性に優れ軽量で扱いやすく、水にも強いのが特徴。天然木に近い質感を持つ。
■コンクリート枕木
本物そっくりに作られて使い勝手が良く便利。雨に濡れても腐らないのでメンテナンスの必要がないのもメリット
■FRP樹脂製枕木
繊維強化プラスチック素材を採用し、耐久性に優れ軽量で扱いやすく、水にも強いのが特徴。天然木に近い質感を持つ。
1.施工場所の雑草などを取り除き、枕木を仮置きします。歩きやすくするために歩幅に合わせて置くのがポイントです。試しに歩いて間隔を調整してください。
2.仮置きした枕木の配置が決まれば、スコップで枕木の幅に合わせてラインを引きます。
3.スコップで土を掘っていきます。深さは枕木の高さ7.5cmに対し、＋3cmを目安にします。
4.深さの確認は掘った場所に枕木を置き、角材と水平器を使って地面から3cm 程度枕木が下がっていることを確認します。
5.土を掘ったスペースに、川砂を敷き詰めます。水はけに優れた川砂を選びます。平らにするために角材で均一にならしていきます。
6.砂が平らになったら基礎はできあがりです。
7.仮置きした配置を元に、1本目の枕木を置きます。枕木を置いた後、角材を枕木に載せて地面に合わせ、水平器を使って水平を測ります。
8.1本目が水平に置けたら、2本目を置いていきます。同じように水平器を使って水平を測った後、同様の作業をスペース分繰り返していきます。
9.枕木の周囲に掘った土をスコップで戻します。枕木の表面から3cm下がったところが目安です。
10.枕木のすき間と周囲に固める土を敷き詰めます。地面と平らになるようにしてください。
11.枕木の周囲に固める土を入れ、表面に付着した土を左官ブラシで掃いてきれいにします。
12.霧状にたっぷり水を撒いてください。表面が乾いたら完成です。
