レンガの種類

レンガの種類

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敷き用、積み用など目的に合わせてレンガを選びましょう
市販されているレンガには様々な種類がありますが大きくは高温で焼き固めた焼成レンガと、日干しして固めた日干しレンガに分けられます。一般的なのは焼成レンガです。そして焼成レンガにも水に強い赤レンガと熱に強い耐火レンガがあります。ガーデニングなどで使用されるのは主に赤レンガですが気をつけたいのは、赤レンガにも積むためのものと敷くためのものがあるということです。塀や花壇などに使うなら「積み用」が適しています。テラスやアプローチなどに使いたいなら「敷き用」を必ず使ってください。積む場合はそれほど強度が必要ないので、敷き用を流用しても構いませんが、敷いて使う場合は積み用を流用してしまうと人が乗るなど圧力がかかった時に割れてしまう可能性があるので注意してください。手に取ったレンガがどちらかわからない場合はお店の方に確認してください。さらにバーベキューコンロやピザ窯などには熱に強い「耐火レンガ」の使用が必須です。同じレンガだからと混用するのはやめてください。

赤レンガ
ホームセンターなどで入手できる一般的な焼成レンガ。普通サイズに対して厚さが1/2 のものをハンペン、幅が1/2 のものをヨーカン、長さが1/2 のものをハンマスと呼ぶ。

赤レンガ

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アンティーク調レンガ
新品ながら、アンティーク調の風合いを真似て作られたもの。角が欠けていたり凹凸があるなど味わいがある。古い建物から解体した本物のアンティークレンガなどもある。

アンティーク調レンガ

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外国製レンガ
海外で作られたレンガを輸入したもの。種類は豊富だが、製造国によって大きさに違いがある。そのため、使用する際は同じ製造国のものを必要数確保する必要がある。

外国製レンガ

穴あきレンガ
ブロックのように穴の部分に鉄筋を通し、モルタルを詰めることで、強度を保ちながら高く積み上げることができるレンガ。風合いがありデザイン性も高い。

穴あきレンガ

耐火レンガ
通常の赤レンガよりも熱に強いのが耐火レンガ。1200℃程度の高熱にも耐えることができるため、バーベキューコンロやピザ釜などの素材として使われている。

耐火レンガ

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ブリックレンガ
アンティーク風の風合い、独特の質感をもつ装飾用のレンガがブリックレンガ。構造物を作るためではなく壁などの装飾として、専用の接着剤を使って固定する。

ブリックレンガ

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水分が凍結してレンガが割れることも
耐候性が高いのがレンガの特徴ですが、使用に際して注意点もあります。それは気温です。レンガの種類にもよりますが、吸水率の高いレンガの場合、しみ込んだ水分が急激な気温低下によって内部で凍結してしまうことがあるのです。そしてその結果「凍結融解」現象によってレンガが割れてしまうことがあります。寒い地域にお住まいの方はレンガを使用する際に気をつけましょう。レンガ購入の際に販売店などにも確認したほうがいいでしょう。冬場低温になる地域ではレンガ内にしみ込んだ水分が気温の低下によって凍結するとレンガが割れてしまうこともある。

水分が凍結してレンガが割れることも