敷石の種類

敷石の種類

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選び方や並べ方で、庭や玄関の雰囲気が大きく変わる
庭のぬかるみ対策や、玄関アプローチに雑草が生えることを防止するといった実用目的以外に、庭の装飾などのために、効果的に敷石を活用されるかたが増えてきています。レンガやタイルなどにはない敷石ならではの独特の風合いや、配置の工夫によって独自のデザインを構築することができるという特徴をうまく使えばエクステリアの演出物としても非常に効果的だからでしょう。 そんな敷石には大きく分けて天然石と人工石のものがあります。また平らなものやブロックタイプ、円形など様々な形状も選べ、色合い、風合いなどのバリエーションも非常に豊富です。乱形タイプの石は見栄えよく並べるのにセンスや経験が必要なのでビギナーには角型でサイズのそろった平板タイプがおすすめです。薄い石の場合は下地にモルタルなどの施工が必要ですが30mmほどの厚みがあれば下地に砂を使うことで比較的簡単に配置も可能です。

平板タイプ
大きさが揃っておりどんなスペースにも敷き詰めやすい。同じ素材でサイズや色のバリエーションがあれば、デザインの工夫が可能。表面にデザインが刻まれた平板タイプもある。アプローチなどに敷き詰める際には、色だけでなく柄の向きなどにも気をつけたい。

平板タイプ

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平板タイプ

丸型タイプ
飛び石に向いているのがこのような丸型タイプ。和風の庭によく似合う天然石のものが一般的だが洋風の石をあえて使うのも面白い。

丸型タイプ

ブロックタイプ
厚みがあるブロックタイプは強度が高いため荷重がかかる場所にも使うことができる。サイコロ型なら曲線なども描くことが可能。

ブロックタイプ

乱形タイプ
自然石が割れたような風合いを持つ。デザイン的に味があるが、形が統一されていないためうまく並べるには計画性と経験が必要。

乱形タイプ

サークル型
組み合わせると円形になる。庭のアクセントになるほか、樹木の縁取りや、ほかの敷石を組み合わせてデザイン性を高めることも可能。

サークル型

ネットタイプ
四角く加工されたいくつもの石がネットに接着してあるため一度に多くの石を敷くことができる。カットして使用することも可能。

ネットタイプ

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レンガ風
平板タイプの一種。表面がレンガ模様になっており簡単にレンガ風のアプローチなどを作ることが可能。ネットタイプのものもある。

レンガ風

エッジングタイプ直
敷石の一種だが埋め込むのではなく花壇の縁取りなどに使用するもの。直線状のものなら、長いスペースをきれいに縁取ることが可能。

エッジングタイプ直

エッジングタイプ曲がり
曲線のものは直線型と組み合わせることで大きな花壇の縁取りなどに使う。曲線タイプだけを使って円形の縁取りを作ることもできる。

エッジングタイプ曲がり

コンクリート枕木
本物の枕木のような木の風合いを再現したのがこちらのタイプ。飛び石風に使用するほか、全面に敷き詰めて使うのもおすすめ。

コンクリート枕木

■(著)山田芳照 :敷石、DIY技術監修、DIY講師