おしゃれな看板が置いてあるカフェや雑貨屋さんは、道行く人の目を惹きつけ思わず入ってしまいたくなりますね。オリジナリティのあるステキなデザインの看板はインテリアにも取り入れられ、SNSなどでも人気のアイテムです。看板はDIY初心者でも簡単に作れます。お気に入りのデザインで、おしゃれな看板をDIYしてみましょう。
サイズ:約800×450×54mm(折りたたみ時)
材料
・シナベニヤ・・・450×2×800mm ×2枚
・角材(今回は栂KD無地材を使用)・・・脚:15×30×900mm ×4本/補強板:15×30×390mm×2本
・セントクカラー丁番64ミリ×2枚
・アオリ止め5.8×300mm×1組
・スタンダードハンドルL185mmブラック
サンドペーパーで木材のバリ取りをしておきます。シナベニヤを縦に置き、両端に木工用接着剤を塗ります。
脚用の角材を接着し、均等に4ヶ所、角材の厚み半分くらいまで下穴錐で下穴をあけます。シナベニヤの表面まで貫通しないように気をつけます。25mmのビスで固定します。
補強板を、天面を合わせて両足の間に接着剤で接着し、脚と同じように下穴をあけてビス留めします。
同じようにもう1つ作ります。
塗装をする場合は、ここで塗っておきましょう。
材料
・黒板塗料 ・コテバケ ・筋交いバケ ・ローラー受け
筋交いバケに黒板塗料を含ませ、側面や塗りにくいところから塗ります。
ローラー受けに黒板塗料を出して、コテバケに塗料を含ませます。
看板の板に黒板塗料を塗ります。塗り終わったら乾燥させて、完全に乾いたら2度目を塗ります。
看板を裏側にして天面を合わせ、丁番を取りつけます。丁番の軸の中心と看板の天面が合うように、端から30mm程度のところに丁番の端がくるようにします。今回は脚の木材が30mmなので、補強板とのつなぎ目になります。付属の木ねじで取りつけますが、木材が割れてしまう場合には下穴をあけましょう。
看板の開きを調整します。
アオリ止めの長さと看板の開きが同じなる位置に、アオリ止めをつけます。アオリ止めは長い方から取りつけます。ヒートンを木材に取りつけるときは、ドライバーなどをヒートンの穴に差し、てこの原理で回すようにすると、力を入れずに簡単に取りつけることができます。
飾りフレームを作る
工作材の端を、ソーガイドを使って45度に切り落とします。
工作材(今回は桧材を使用)・・・24×9×910mm×1本
450mmを長辺にした台形を2本、500mmを長辺にした台形を2本作ります。
表と側面を塗装します。今回はミルクペイントを使用しました。
裏面に木工用接着剤を塗り、黒板に合わせて貼ります。
22mmの隠し釘で固定します。
接着剤が固まったら、当て木をしながら隠し釘の頭を叩いて落とします。
プランターを作る
サーモウッド・・・105×15×1000mm×1本
サーモウッドを切ります。
前後板は看板の横幅に合わせます。今回の板の幅は450mmです。
側板は、105mmの幅はそのまま、110mmと80mmの台形に切ります。
底板は、105mmの幅を80mmに縦切りし、420mmの長さに切ります。
側板の斜めの部分に前板を乗せ、35mmのビスで固定します。後ろ板も同じように固定します。
底板をはめ込み、前後板側からビスで固定します。
ドリルを使い、底板に10mm程度の水抜き用の穴を3ヶ所あけます。
看板の黒板下部に合わせ、プランターの後ろ板内側からビスで固定します。
完成
■(著)山田芳照 :A型カフェ看板デザイン、DIY技術監修、DIY講師