取っ手つきの扉に使われることが多いマグネットラッチで解説。タイプが違っても基本的な取り付け方法は同じです。
1)ラッチ本体と側板の面を合わせ、片方の穴のまん中に下穴をあけます。(インセットは扉の厚み分だけ内側にします)
2)ドライバーでネジを締め付けて仮どめできたら、ずれていないことを確認してもう一方もネジどめします。
3)本体のマグネットに付属の金属プレートを取り付けます。(インセット扉の場合は扉のすき間分だけずらします)
4)固定ネジを緩めて、プレートと側板の面がそろうように本体の位置を調整してネジを締めなおします。
5)プレート四角の爪が前を向いていることと、ズレがなくまっすぐになっていることを確認します。
6)爪の出っ張りが小さい場合は、先端にペンで色を付けておくと視認性が高くなりおすすめです。
7)扉を閉めて外側から強く押し付け、扉の裏側にプレートの爪痕をスタンプします。
8)扉の裏側を見ると、4か所に爪痕がマーキングできています。これでプレートの取り付け位置がわかりました。
9)マーキングに合わせてプレートをあて、ネジで固定します。扉の閉まりが悪い場合は、ラッチの位置を調整しましょう。
■(著)山田芳照 :扉ラッチの取り付け方デザイン、DIY技術監修、DIY講師