高級感を演出し、壁の保護にも一役
壁の下半分、腰の高さくらいまでに取り付けた板材を「腰板」と呼びます。高級感が出て、見栄えが良くなるばかりでなく、汚れや傷でダメージを受けやすい部分を保護する役目もしてくれます。モール材も合わせて使うと、いろいろなデザインに仕上げることもできます。
腰板は側面に「サネ加工」と呼ばれる凹凸が施され、はめ込みながら継いでいきます。
腰板をはった上の端の不ぞろいを隠すために見切り縁を取り付けます。裏面に腰板の端をはめこむ切り込みがある。
腰壁部分に、細いモール材を使って枠取りすると、海外で良く見かける豪華な仕上がりになります。
■(著)山田芳照 :腰板デザイン、DIY技術監修、DIY講師