ポケットホールジグ

ポケットホールジグ

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木工製作をしていると『ジグ(治具、冶具)』という言葉を耳にします。このジグとは対象物に固定して、加工する位置や深さ、角度などをガイドする補助工具といえるものです。木工のプロやDIYのベテランは作業に応じて自作しますが、使いやすく高精度に作るのは簡単ではありません。 そこでおすすめしたいのが、アメリカなどでDIY向けに開発された市販ジグ。国内でもACE HARDWARE JAPANなどで入手できるので、試してみるとよいでしょう

ポケットホールジグは表にネジ頭や埋木の跡が見えない

■ポケットホールジグ
木材で家具を製作する際、表面にネジ頭や埋木の跡が見えないように、裏側からネジを打つための斜めのガイド穴、ポケットホールを加工するためのジグです。木材の厚みに合わせた角度決めから、穴あけまでが簡単操作で正確に行えるすぐれもの。仕上がり重視の家具製作で活躍します。

ポケットホールジグは表にネジ頭や埋木の跡が見えない
本体のセッティングは、加工する材料の厚みに合わせてドリルガイドの位置をセットし、材料を固定するだけ。
ポケットホールジグは表にネジ頭や埋木の跡が見えない
専用ドリルビットも付属のゲージを使って長さを調整すればOK。ストッパーを固定して準備完了です。
ポケットホールジグは表にネジ頭や埋木の跡が見えない
手順通りに準備すると、ガイドの位置と角度はぴったり合うように調整済み。穴にドリルを差し込んで加工します。
ポケットホールジグは表にネジ頭や埋木の跡が見えない
機械を使ったように斜め穴が掘れます。同寸の材料は再調整が不要なので、繰り返し作業ほど効率アップします。
ポケットホールジグは表にネジ頭や埋木の跡が見えない
裏側の斜め穴に専用ネジを打って枠やつなぎを組み立てるので、家具の表面にネジ頭は見えません。