手づくりアイテムで庭に小鳥を呼ぼう
完成寸法:(約)幅170×高さ210×奥行200mm
●材料
バードコールの材料:広葉樹の枝などの硬い木、アイボルトNo.17、スクリュー釘32mm、アイボルトNo.17
■道具
ノコギリ、電動ドライバードリル、径45mmホールソー、径7mmドリルビット、差し金、かなづち、クランプ、鉛筆、サンドペーパー(240番程度)
1.前後の壁を加工する
前後壁 を屋根の形に切るため、板幅のまん中(59mm)、横壁の高さ(118mm)にあわせて印をつけ、線を引く
線にそって角をカットする
前後の壁にする2枚の板を、屋根の形に切り終えたところ
前壁は、下から120mmの位置に印をつけ、径45mmの穴をあける
下から80mmの位置に、とまり木をつけるための径7mmの穴をあける
2.壁と屋根をつける
底板 の後端に後壁をあわせ、釘でとめる。先に底板に釘を立てておくとよい
続いて横壁 、前壁の順に底板側から釘でとめ、前後の壁から横壁へも釘を打ってとめておく
三角の頂点にあわせて屋根 を1枚とめ、その上端にかぶせるようにもう1枚の屋根 をあわせ、釘でとめる
3.とまり木をつける
とまり木として使うアイボルトを、あけておいた穴にねじ込む
接着剤や塗料を使わない、ナチュラルなバードハウスの完成
4.バードコールをつくる
本体に使う木材を握りやすい長さ(今回は5cm)にカットする。線を引くかわりに、マスキングテープを巻くと簡単
木材の中心に、径7mmビットでボルトより少し深い穴をあける。ビットには深さの目安にするテープを巻いておこう
カットや穴あけでできた表面の荒れを、サンディングしてきれいに整える
アイボルトをいっぱいまでねじ込む。固くなったら、ドライバーなどを利用する
完成。アイボルトをひねると、小鳥のさえずりに似た音が出ます
■(著)山田芳照 :バードハウス&バードコールデザイン、DIY技術監修、DIY講師