「電動ドリルドライバー」どんな道具?
監修:山田芳照(制作協力:友野昌好)
ピストル型の電動工具で、トリガーを握ると先端工具が回転します。
主にドライバービットやドリルビットを付けて使用しますが、先端に付けるアタッチメントを変えれば更に色々な作業に活用できる大変便利な道具です。それでは、何ができるか詳しく見ていきましょう!
・ネジを締める
ポイント ドライバードリルをネジに対して垂直にあて押す事に注力する。 木材等に合わせた クラッチコントロールで締め込みすぎ、ネジ山潰しを防ぐ。ビットは消耗品 傷んできたら早めに交換しましょう。
オススメ マグネットビスキャッチを付けるとビスのホールド性が良くなります。
・穴を開ける
ドリルドライバーの三爪チャックは色々なタイプを取り付けできます。
加工する物に合わせて最適なドリルを選びましょう。
変速切替付きは、大型の穴開け時に便利、低速でパワーUPがはかれます。
・削る
回転ヤスリやドリルソーを使えば穴の繰り広げや成形にも活用できます。
・サンディングする
軸付きのサンディングドラムやサンディングディスクの取り付けが可能です。
サンディングドラムを取り付ければ穴の内側もサンディングできます。
・磨く
フェルトホイルとコンパウンドを併用すれば金属磨きも楽しくなります。
・ワックスをかける
車など広い面の磨きやワックスがけもポリッシングセットを使えば快適です。
・汚れ落とし・錆落とし
ブラシアタッチメントで汚れ落としや錆落としが手軽にできます。くれぐれも対象物より固い素材のブラシを使わないこと!
・ペイントの攪拌
攪拌用アタッチメントを使用すればペイントの攪拌も完璧に行えます。
コードレスドライバードリルを購入するときのポイント
パワー(V)・・・・9V~24Vまで数値が大きくなるほどパワーが強くなります。物作りをするなら12V以上がオススメです。
電池容量(Ah)・・・数値が大きくなるほど1回の充電で長く使用できます。物作りをするなら2.0Ah以上がオススメです。
バッテリー・・・ニカド → ニッケル水素 → リチウムイオン の順で高性能になります。
インパクトドライバーと何が違うの?形や用途は大変似ていますが、インパクトドライバーは、ビットの回転に加え回転方向への打撃を加えることで長い木ネジや小さなボルトまで締めることができます。
但し、ワンタッチチャックなのでインパクト専用の6角軸の先端工具しか使用できません。
ウッドデッキや小屋作りに使用するなら迷わずインパクトドライバーを購入しましょう。 連続使用の多いインパクトドライバーは、予備バッテリーの数や充電時間も重要です。ドリルドライバーなどと同じバッテリーが使えると便利です。 締め込む力は、最大締め付けトルクという項目を参考にします、最大締付トルクが120N・m程度有れば通常のウッドデッキ製作にもストレス無く使用できます。 強力なパワーはインパクトの最大の魅力です。ボルト・ナットの締め込みは折損や締め過ぎの不安が有るので、締める用途に使用するなら、締付トルクを調整機能が有る物を検討してみては如何でしょう。この機能によりパワーを十分に発揮しながら、ボルト折損や締め過ぎを防ぎます。