工作感覚で使える手軽な素材。
発泡スチロールは、ポリスチレンを発泡させたもので、製造方法により、食品のトレイに使われるもの、電気製品の包装材、住宅の断熱材などの3種類に分かれます。軽く、断熱性に優れ、弾力性があり、工作感覚でさまざまな形に加工できます。接着には専用接着剤、着所の塗料は水性を使います。油性は溶けるの注意。油性ペンを使う場合も同様です。カットは一般的にカッターナイフを使用しますが、切り文字や曲線のカットなどは、熱で溶かして切る発泡スチロール専用カッターがおすすめです。
ブロックタイプ
レンガのような長方形や四角形などがある。サイズや色もさまざまあり、インテリアや小物作りなどにおすすめ。
空洞タイプ
ブロックのような形で、長方形た四角形などがある。強度もあるので、棚を作るときの土台にもなる。
球形タイプ
丸い形、楕円の形などある。アイデアしだいでいろいろ使える。
板タイプ
大きさや厚み、色など種類も豊富。カットも簡単なので応用範囲が広い。
発泡スチロールカッター
熱線で溶かしながら切断。切りくずが飛ばず、切り口もきれい。
カッターナイフでは切りにくい曲線が簡単にカットできる。
■(著)山田芳照 :発泡スチロール、DIY技術監修、DIY講師