ペール缶をかわいい収納にリメイク
●材料
ペール缶(スチール):直径300×高さ360mm 1個クッションベース:ベニヤ板 厚さ12mm 350×
350mm 1枚
ストッパー:ベニヤ板 厚さ12mm 30×80mm 4個
クッション材:ウレタンチップ 350×350mm 1枚
張り生地:400×400mm以上(裏が透けず、伸びない生地が適しています)
軸細ビス20mm、スプレー塗料
■道具
ジグソー、サンダー、電動ドライバードリル、ブレード、ドライバービット、クランプ、はさみ、メジャー、タッカー、かなづち、カッター、両面テープ、マスキングテープ、油性ペン、鉛筆
1.クッションをつくる
ベニヤ板に、缶より1cmほど大きい円を描く。鉛筆の内側に角材をはさむほか、ひもをコンパスにする方法もある
線にそって円を切り出す。カット面の荒れは、サンディングして滑らかにする
クッション材の上に切り出した板を置き、太字の油性ペンで縁の1cmほど外側に線を引いてカットする
板に2か所ほどズレ防止の両面テープを貼り、クッション材に貼りつける
クッションの中身を生地の上に置き、生地を軽く張りながら対角の4か所をタッカーで仮どめする
仮どめ位置のまん中あたりを1か所とめ、生地にひだをつくりながら、針で押さえるようにタッカーでとめる
針がつながるくらいタッカーを打ちたし、あまった生地を切る。針が浮いているところは、かなづちでたたいておく
縁から15mmあけた位置に、20mmビスで4つのストッパーを取りつける
2.缶を塗装する
缶に模様を白抜きするため、模様を入れたいところにマスキングテープを貼る
下描きした模様を、線にそってカッターで切りとる
段ボールで塗装用ブースを作成。塗らない部分をマスキングテープで養生し、スプレー塗料を吹きつける。
塗料が乾ききる前にマスキングテープをはがし、完全に乾燥したら完成
3.フィルムとロープでデコ
ペール缶(プラスチック)を柄入りのカッティングフィルムと麻ロープ( 太さ6mm)で装飾する
下すぼまりの缶にフィルムを貼る場合は、台形にカットして貼りあわせる
ホットメルト接着剤を使って、ロープを接着する
4.クッションを防水仕様に
屋外で使う場合は、クッションの張り生地にビニールレザーを使って防水仕様にするとよい
■(著)山田芳照 :クッションつきペール缶デザイン、DIY技術監修、DIY講師