ドリップが楽しくなるカフェ風スタンド
完成寸法:(約)幅250×高さ130×奥行118mm
●材料
径8mm銅管:パイプ(1m程度)、ソケット×4個、90°エルボー×4個、チーズ(T字)×2個
台:杉厚さ15mm 1枚
1.ソケットを埋め込む
使うドリッパーの数や皿部分の大きさにあわせて、台に埋め込む4つのソケットの位置を決める。ここでは図の寸法で作成する
印をつけた4か所に、径10mm、深さ10mmの穴をあける
潰さないように注意して、ソケットをかなづちでやさしく叩き込む
ソケットの溝が、台の面にそろうように埋め込んでおく
2.銅管をカットする
銅管に巻きぐせがついている場合は、木材などではさんで修正する
金切りノコギリを使い、各部の寸法にあわせて銅管をカットする
銅管のカットにはチューブカッターも便利です。
写真の構成を2セットのほか、長さ50mmの補強用パイプ1本を切り出す
3.スタンドを組み立てる
台に埋めたソケットに、長さ45mmと100mmのパイプを2本ずつ立てる
長さ50mmの補強用パイプの両側にチーズをつけ、短いほうの脚の上に差し込む
チーズの上に長さ30mmのパイプを差し込んで、脚部の組みつけの完了
長さ100mmのパイプの両側にエルボーを取りつけ、上から脚に差し込む
銅管ドリップスタンドの完成。パイプを固定していないので、持つときは注意しよう
径8mm銅管のエルボーやチーズは、パイプの芯から隣りの受けの根元までが約10mm。これらの継ぎ手を使う場合は、10mmを引くとパイプの長さが割り出せる。
■(著)山田芳照 :ドリップスタンドデザイン、DIY技術監修、DIY講師