使わなくなった収納ボックスを、そのまま処分してしまうのはちょっともったいないですよね。
今回は、シンプルな箱型の収納ボックスをリメイクして、猫がくつろげるハウスと爪とぎタワーを一体化した猫用家具に変身させます。
猫が安心して過ごせる居場所を作りながら、リビングに置いてもインテリアになじむよう、木材や木目調のシートを使って仕上げていきます。
まずは箱の内側を木張りに
今回のリメイクでは、箱の内側にサネ加工された板材を張っていきます。
まずは箱の内寸を測り、前板の厚みを考慮して板の長さを決めます。板材は幅60mmほどの細めのものを使用し、寸法に合わせてカット。
固定には強力な多用途両面テープを使い、1枚目を側板と背板にぴったり合わせて貼ります。その後は板の凹凸をはめ合わせながら、順番に張っていきます。
最後に残った隙間には、幅に合わせてカットした板を入れれば、箱の内側が木の温かみを感じられる仕上がりになります。
猫が過ごす場所なので、今回は木材を使って耐久性や断熱性にも配慮しています。
箱の底には脚を取り付け
続いて、箱を少し浮かせるための脚を取り付けます。
脚には直径50mmの丸棒を使い、長さ30mmにカットしたものを4個用意。ネジ穴を加工してから、箱の内側にネジが飛び出さないように注意して固定します。
ちょっとした脚を付けるだけでも、家具らしい雰囲気が出てきます。
猫ちゃんの出入口を作る
次は、猫が出入りする前板を作ります。
前板には18mm厚の集成材を使用。まず板の中心を出し、そこを基準に猫の出入口となる円を描きます。
ここで便利なのが、板と木ネジを使って作る自作コンパスです。
円の半径より長い板に木ネジを立て、中心を基準にして鉛筆を使えば、大きな円もきれいに描くことができます。
今回は単純な丸い入口ではなく、上部に「耳」を加えて、猫の顔のようなデザインにしています。
円の内側にジグソーの刃を入れるための穴を開け、線に沿って切り抜きます。切り抜いた後は耳の部分も加工し、切断面をしっかりサンディングして仕上げます。
前板を固定すると、だんだん猫ちゃんハウスらしくなってきました。
ネジの頭にもひと工夫
前板を固定するときには、猫が金属部分に触れないように、ネジ用キャップを使ってネジ頭を隠します。
こうした細かな部分にも配慮することで、猫が安心して使える家具に仕上げていきます。
外側には木目調の強化シートを
本体のリモデルが完成したら、最後に外観をイメージチェンジ。
今回は、傷がつきにくい表面強化タイプの木目調シートを外側に貼ります。
まず乾いたウエスでホコリや汚れをきれいに拭き取ります。
シートは一度に全部貼るのではなく、裏面の保護紙を20cmほどずつ剥がしながら、空気を外側へ押し出すように貼っていくのがポイント。角の部分はシートを軽く引っ張りながら押さえ、たるみが出ないように仕上げます。
黒い収納ボックスが淡い木目調に変わり、リビングなどにも置きやすいナチュラルな雰囲気になりました。
上には爪とぎタワーをDIY
ここからが今回のリメイクの大きなポイントです。
猫ちゃんハウスの上に、2本の支柱を使ったタワーを作ります。
台には集成材、支柱には丸棒、台座には板材を使用。台のサイズは200×400mmを基本としていますが、設置場所や猫に合わせて大きさを変えてもOKです。
そして支柱には、太さ6mmのロープを巻き付けます。
これで支柱そのものが爪とぎとして使えるようになります。ロープをしっかり巻きながら、途中でホットメルトを使って固定していきます。巻き始めと巻き終わりは特にしっかり接着しておくのがポイントです。 02ボックスリメイク 15 02ボックスリメイク 15
タワーを本体に固定して完成!
最後に、完成したタワー部分を猫ちゃんハウスの上に取り付けます。
支柱の位置を台座に写し、ネジ用の下穴を開けてから固定。ズレないように、支柱1本につき2本以上のネジでしっかり固定します。
これで、収納ボックスから猫ちゃん専用ハウスへのリモデルが完成!
箱の中は猫が落ち着いて過ごせるプライベート空間、上には爪とぎができるタワーを設置。さらに上下に移動できるので、猫が遊んだり運動したりする場所としても活用できます。
収納ボックスが猫ちゃんのお気に入りスペースに
今回のDIYは、使わなくなった収納ボックスを捨てるのではなく、猫のための家具として新しく生まれ変わらせるリメイクです。
木材の温かみを取り入れ、猫が安心できる空間を作りながら、爪とぎやタワーまで一体化。
外側には木目調シートを貼っているので、猫用品らしさを抑え、インテリアにも合わせやすいデザインになっています。
おうちに使っていない箱型収納があるなら、こんなふうに「猫ちゃんハウス」へリメイクしてみるのも楽しそうですね。












