角丁番やフラッシュ丁番は、位置決めや取りつけを正確に行わないと、扉の位置がずれたり、軸が傾いてスムーズに開閉できなくなったりします。それらに比べると、取りつけ後に扉の位置を前後、左右、上下に調整できるスライド丁番はDIYで扱いやすい丁番と言えます。扉の位置がずれている場合は、3方向の調整を行ってぴったり収まるようにしましょう。

Ⓐ上下調整
座金の取りつけネジの穴は上下に長い楕円形になっています。このネジを緩めて座金の位置を修正します。
Ⓑ左右調整
かぶせ量調整ネジを回して行います。数ミリ程度の調整が可能です。
Ⓒ前後調整
本体固定ネジの穴は前後に長い楕円形になっています。このネジを緩めて本体の位置を修正します。
